外で遊んでいたら、
「ほら、ほらほら!滑りなさいよ!」
「何してるの?次は砂場よ!」
そんな親子がいて、びっくりしました。
そういえば、
「いつも、公園来てて本当に偉いですね!
私も一生懸命来るんですけど、
この子が嫌がって!」
これは長男の時20回くらい言われました。
どうして、嫌がる子供に、
させるんだろう。
わからない。
だってさ、
もしも、
彼らがこの国で生きるなら、
残念ながら、
やりたくないことを、
やらなければならない機会は山のようにある。
そして、
やりたいことだけをやって生きるには、
やりたくないことをして生きる以上の、
周囲を圧倒するようなセンスや、
絶対に折れない断固たる意思や、
とてつもなく壮大なエネルギー、
そして、
軽やかで俊敏な行動力が要求されるに違いない。
多分。
多分です。
それなのに、
今、
やりたいことをしなくて、どうするんだい?
いつやるんだい?
大人になって急に出来るかな?
滑りたくない滑り台なんて滑るなよ!
蹴りたくないボールなんて絶対に蹴るな!
したくない勉強なんてしなくていい!
歯磨きして風呂入ってご飯食べて、
お友達にありがとうが言えたら、
後は、もう、
親の言うことなんて聞くな!
自分の言うことだけ全力で聞いてやれ!
と、思うのです。
いや、
親の想いはそれぞれなので、
腕白でもいい!逞しく育って欲しい!
とか、あると思うし、
そこは、否定は絶対にしません。
ちょっと、思ったのです。
負けるな。ちびっこ。それから、自分。