慶應義塾大学通信教育過程の記録

文学部1類(哲学)を2020年3月に卒業!同大学社会学研究科博士課程合格を目指します。

【その他】2019年 大学院受験記録

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泳ぎたいなぁ・・・。


9月2日に慶應義塾大学社会学研究科修士課程を受験しました。

受験に至る経緯や今後の方針などを記録して前に進みたいと思います。




では、行きます!




1.受験した慶應大学社会学研究科はどんなとこですか?

こんなところです!

http://www.hr.keio.ac.jp/


社会学研究科には、心理学、社会学、教育学の3つの専攻に分かれています。

受験した社会学専攻は、社会学研究科では最も早く1951年に開設されました。


学部を越えて幅広い調査研究を進めることを目的とし、文学部・経済学部・法学部の関連教員を主体に学部とは独立した形になっています。



2.なぜ大学院で学びたいと思ったのですか?

4歳の頃からやりたかったことを実現する過程として最適だと思ったからです。


また、現役大学時代は、兄弟全員が県外の大学に進学しており、これ以上親に負担をかけて院進するという選択肢はありませんでした。


社会に出て経験を積んで必ず再度受験しようと考えていました。


3.慶應通信でなく始めから大学院を目指せば良かったのでは?

取得している学位は情報なので専攻が異なります。
受験資格はありますが、慶通の文学部で哲学、社会学、心理学の基礎を固めたいと考えました。
後は家の事情です。


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4.社会学部の修士課程は他大学にもありますが・・?



現在、卒論論文を指導して頂いている先生のもとで継続して学びたかったからです。

ここを語ると3万字くらいになるのでいつかまた・・

ただ、同じことが出来るのであれば、他大学との併願も視野に入れるべきでした。


5.具体的なスケジュールを教えて下さい!


ここにあります!

http://grad.admissions.keio.ac.jp/sha-m.html


個人的なスケジュールは以下の通りです。

慶通文1卒業見込で出願しているので、
卒業しないと入学はないので迷った時は慶通を優先しました。

2019年
1月 HPより過去問入手
2月 2回目論文指導&大学院進学相談
4月 Eスク2科目履修開始
5月 3回目論文指導&大学院入試説明会
7月 WEBエントリー&願書出願&第2回科目試験
8月 夏スク&第4回論文指導申込
9月2日 一次試験(英語&専門)
3日 合格発表
4日 二時試験(面接)
5日 合格発表

いや〜こうやって振り返ると、
なかなかにハードなスケジュールですね!
出願書類では未完成の卒論をベースに研究計画などを書くのでとても大変でした。


6.どのような試験対策をしましたか?

専門科目
過去問3年分解いて全て暗記しました。
ただし、循環も重複もしていないので、
説明会で勧められた文献中心に3冊程精読しました。


英語
過去問で使用されていた文献を精読しました。
内容は、社会心理学の実験だったので、
社会学者&主要な実験&概念を中心に暗記しました。


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7.試験当日の様子を教えて下さい

8時45分集合、9時試験開始で、試験は南館1階で行われました。子供がまだ夏休みだったので、港区の保育施設に預けて8時15分頃到着しました。

過去の倍率を遥かに超える受験者数と留学生の比率の多さに圧倒されました。


8.結果はどうでしたか?

1次試験不合格でした。

落ちたんかい!!

結果は翌日の17時に公表されますが、英語のあまりの手応えのなさに合格は絶対にないと思いました。


9.敗因は何だと思いますか?

英語の圧倒的な実力不足と情報収集で手を抜いたことが致命傷になったと思います。

5月の説明会では、卒論指導の先生と教え子の院生が体験談を発表していました。英語は、出典の文献以外にどんな論文を読めば良いかなど対策を聞くべきでした。家の事情で質問時間までいられなかったのですが、後日、メールで質問するなど方法は無数にあったはずです。


英語の過去問は、出典のみ表記されているのですが、想定した英文の3倍以上を全訳しなさいという問題を見た時に、認識の甘さを痛感しました。対応するだけの語彙力と文法力が明らかに不足していました。

専門科目は過去問題が全て公開されていたので、対策は万全ではないですが出来ていたので特に問題ないです。


10.今後の方針について教えて下さい

大学院入試に特化した予備校で情報収集し模擬試験があれば積極的に受けようと思っています。

私は活字中毒なのもありますが、1時間で約20冊程度専門の文献を読みます。同等のスピードで、英語の文献や論文が読めるようになったら夢のようだと思います。
語彙力を増やし文法を基礎からやり直して1年後にはその状態になっていたいです。合格して、授業を理解して修士論文を書ける英語力を身に付けたいです。

さらっと書きましたが、
毎日15時間英語に費やした現役受験生の頃とは、
仕事や家庭もあるので、状況が違います。

今していることは、正しい努力なのかを常に確認して、ゴールまで進みたいと思います。


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終わりに

私は、身体能力的にも頭脳的にもキレる方でないので、大事な勝負事では、これ以上出来ません!!という状態まで準備して臨みます。なので、試験や試合終了後は、出来はどうあれ、清々しい気持ちで一杯です。

しかし、今回は全然違いました。

20年前の夏、あるスポーツで全国大会に出場し無様に惨敗した時のような気分でした。あの時、悔しかったのは、負けたからではありません。試合の前から気持ちで既に負けていたからです。全国に進めたことで気持ちは燃え尽きていました。練習するフリはしていたけれども、本気で勝てるとは信じていませんでした。その意気地のなさと不甲斐なさが情けなくて悔しくて涙が止まりませんでした。その時と同じような感じです。

もう2度とこんな思いはしない!と誓って生きてきたのですが、どうも、気を抜いてしまったようです。

1年間頑張ります!
英語と並行して、まずは卒論を仕上げます^ ^