3月に卒業しました。
ブログ、Twitterなどを通じて知り合い
応援して下さった全ての方々に感謝します。
初回指導〜最終指導までを
細かく記録しようと思っていたのですが、
2020年5月の卒論指導は、対面式からZoomなどのオンライン形式になるようです。
今後、慶應通信のシステム全体が劇的に変わっていく可能性もあります。
なので、システムが変化しても、変わらない・・かな?と思われる部分で、苦戦したこととその打開策について記録します。
指導申込みから2カ月のタイムラグ
現状では、2月又は8月に指導申込み→5月又は10月指導という流れになっています。
私は4回指導を受けましたが、
初回 論文構想確認
2回目 先行研究,章立て,調査方法確認
3回目 結果の確認
4回目 結論の確認
こんな感じで進みました。
最も困惑したのは、指導申込みから実際の指導までの2ヶ月間のタイムラグです。
2月または8月の段階で構想や進捗の資料を添付しますが、5月または10月の指導まで担当教授からの返信は催促しない限りは特にありません。
「このまま進めていいものなのか・・」という宙ぶらりんな状態に陥ります。
それが2ヶ月というのはなかなか厳しいものがあります。
指導の1週間〜3日前に、その時点での最新バージョンをメールで送っていましたが、果たして大丈夫なのかと不安は常にありました。
今後オンライン化が進むならば、
敢えて書く必要はないのかもしれませんが、
どうしても困った時の連絡手段を確認しておくと良いと思います。
ただ、指導される先生方は非常に多忙です。
例えば、私の担当教授は、学部、院生合わせて40名、授業も把握する限りで週に5コマ、それに加えて様々な理事の仕事をされていました。
先生の労力が最小限になるような効果的なやり取りをする心遣いが大切なのかなと思います。
担当教授が指導した修士論文
初回指導時に絶対に章立ては確認すべきなのに、すっかり忘れていました。
先行研究をまとめて、執筆に入る段階で、果たしてこの章立てで大丈夫なのか?と不安がよぎりました。
論文構成がダメであれば、仮に執筆を進めても、次の指導で全てやり直しになる可能性もあります。
そこで、救世主となったのが、
担当教授が指導した修士論文です。
自分のテーマに近い修士論文は、
章立ては勿論ですが、論旨の展開、参考文献など、
とにかく全てが参考になりました。
最後になりましたが、
マックス・ウェーバーの下記の言葉が大好きです。
「全心を打ち込んで、
たとえばある写本のある箇所の正しい解釈を得ることに夢中になるといったようなことのできない人は、
まず学問には縁遠い人々である」
(マックス・ウェーバー著『職業としての学問』岩波書店 1974年 24頁より引用)
最高に楽しい2年間でした。心から感謝しています。
学んだことを生かせるように頑張ります。