慶應義塾大学通信教育過程の記録

文学部1類(哲学)を2020年3月に卒業!同大学社会学研究科博士課程合格を目指します。

3度目の完全試合

20年振りにソフトボールをやりました。

ボールを受けた瞬間の微かな痛み、
ノックを待つ高揚感、
バッティングで左右間抜けた時の快感、

もう、一生ソフトボールはできないだろう。

そう思っていましたが、

練習は隔週日曜、試合もある
夢のようなチームに入れてもらうことができました。

頑張って生きてきて良かったです。




ところで、私は、
ピッチャーどして2回完全試合を経験しています。

と言っても、見た目や日頃の生活態度から
あまり信じてもらえないので、
ちょっと状況を整理しました。

ソフト部の方ごめんなさい!
素人の大会なんで!!

1.それはいつですか?
・中学1年生の球技大会
・大学4年生の内定者ソフトボール大会
インターハイ予選とかそんなんじゃないです!

2.ソフトボールや野球の経験はあるのですか?
 
経験?うーん。

・村のソフトボールチーム
 夏期のみ土日含む毎朝2時間×5年間、約400時間
 

・弟の野球の練習相手
 7歳〜12歳までの5年間、ほぼ毎日約2時間×5年間、3600時間

 13歳〜18歳までの6年間、週1回約2時間×6年間、720時間、

合計4720時間!

時間にすると恐ろしい練習時間になりますが、
部活でも習い事でもないので・・素人です。

弟が高校球児で、硬球になってからは、
怖くて、ほぼ一緒に練習してません。

3.どういう経緯でピッチャーになったのですか?
 だいたいいつも男子6名、女子3名のチーム編成で、
 「弱そうやし守備とか無理やろ」
 「仕方ない。お前が投げれ。みんなで守ろう」
 全てこの流れで投げています。

4.秘策はなんですか?
 ・遅すぎてヒットにならない速度の球を投げる
 ・自分とセカンドでさばける範囲に打たせる角度に投げる

 ・打撃は、近すぎて守備が間に合わない場所に転がして無理やり塁にでる、普通に思いっきりヒットを打つ、これを延々と繰り返す。

・マウンドに立ったら素人だしと言い訳しない。10年以上の歳月をかけて誰よりも長く練習してきたんだと自信を持つ。

5.なかなかに姑息ですね。試合はどう流れるのですか?

 5回ゲームセットの試合で、
 3回までは普通に過ぎていきます。 
 4回でざわめきが起こり、流れが変わります。
 敵は焦り、混乱し、苛立ちます。
 味方は「歴史的瞬間に立ち会えるかも」と興奮します。
 5回はやる気なかったみんなが勝利を確信する。
 この時の一体感が大好きです。

姑息?ルールにのっとった上で、
 可能性を追求しているだけです。

 身長は165センチ以上欲しかったし、
 もっと肩が強ければとか、筋肉質なら良かったとか。
 それ言っても、何も始まらないので。

6.ヒットを打たれたことはあるのですか?
 何度かあります。2度目の完全試合の後、
 最終回に代表取締役に打たれました。
 「貴様のボールは見切ったんだわ!」と叫びながら。

 途中、代表は、こんなしょぼい球なのにと本気で怒り狂っていたので、いよいよ内定取り消しかなと思いましたが、

負ける方が嫌だったので真剣に勝負しました。

1ミリも譲る気はなかったです。

打たれたら切腹するくらいの気で投げてました。

まさか、打たれるとは。

泣くほど悔しかったけれど、こういう人の下で働けるのは幸せだと思いました。

諦めない人はカッコいいですね!

7.振り返って思うところはありますか?

一番弱い人が一番可能性を持ってるんだよ

敵が警戒できる人数には限りがある

弱い人が予想外の動きで壁を打ち破れば
 一気に風向きが変わる。勝利への活路が開く

鬼滅の刃より

自分の役割は、そこにあるのかなと思っています。

身体も小さくて運動神経もイマイチな自分に、全てが託されている、

そういうことにして、流れを自分が作っていく。

それを、どんなスポーツよりも実感できるので、
やっぱり楽しいです。

さて、過去の遺産の話は終わりです。

未来の話をしよう!

課題は3つあります。

・遠投
 セカンド以外のポジションからファーストへの送球が届かない。

・フライ
 気持ちと経験の問題。
 セカンド以外やったことないのでとにかくこわい。
 
・バッティング
 球は当たるけれど軸がブレてしまう。
 身体がバットに引きづられてしまう。

新参者がいきなりピッチャーやセカンドはやらせてもらえないでしょう。

さすがに、キャッチャーは、自分には無理なので、

キャッチャー以外どこでも使いものになるように、秋の大会までには、3つの課題をクリアしたいです。

そのために、

1.遠投
 肩・肩・肘が一直線になるように意識する。
 動画でみた練習方法でフォーム固める。

 ホームセンターで購入した秘密兵器。
 ちょっと物騒ですね・・。
 

2.フライ
 ①ボールの下に素早く入る
 ②送球前提の半身で取る。
 ③取る位置はオデコの上。ギリギリまで球をみる。
 練習はこれを意識してひたすら実践。
 
3.バッティング
マイバットを買えば良くないか?と一瞬思いましたが、
とりあえず、おさらい

①平行スタンス
②両目でピッチャーを見る
③軸足(お尻)に体重をのせる
基本を思い出して実践あるのみ!

素振りは利き手と逆の手で。

チームの皆みなさんは、

今まで出会ったことのないようなタイプの人たちで、
ものすごくワクワクしました。
 
どこのポジションでも任されるように努力して、
試合や練習で信頼してもらって、

いつかは、3回目の完全試合がしたいです。


追記

6月3週目
送球かなり改善されました。
ショートからはノーバウンド、
サードからは50%くらいは届くようになりました。
最近の動画コンテンツは凄い!
バッティングはフォームそのものを見直す必要あり。
フォームが固まったらバッセンで実践練習。
現状、トスバッティングでかなり足を引っ張ってるので、次回はみんなと同じレベルまでいけるように。

6月4週目
トスバッティングは練習の足を引っ張ることはなくなりました。ただ、当てた後に振り抜けていないので、打上げてしまう。後半のフォームを改善して、次回はまともな打撃ができるようにする。時間あればバッセンでチェック。遠投のフォームは続行。良い感じです。フライの恐怖心もなくなってきました。とにかくスタミナ足りてないので真面目にご飯を食べる。

7月2週目
真面目にご飯を食べて体重を42キロまで増やしたおかげで、へばらず最後まで練習に参加できました。これは嬉しい。フリーバッティングでは普通にヒットが打てるようになり、サード、ショートの守備にも慣れてきました。経験者のみなさんの専門性の高いアドバイスの素晴らしさに驚くばかりです。次回7月最後の練習までに、総復習して、基礎を固めて、出来ればバッティングセンターに通って、秋の試合に向けた手応えを掴みたいです。

7月4週目
「芯で捉えられるようになったね」「音が前と全然違う」バッティング褒められました。指導のおかげです。この感覚を忘れないためにも、次回8月4週までに最低週1回はバッティングセンターに通います。毎日行きたいと思いながら日々予定が詰まって2週間行けなかったので、日時を決めて、そこに向けて仕事や予定を調整します。貧血でてきてるので、検査して必要なら造血剤を飲むこと。守備は課題がかなりあるので、グローブさばきなど動画をみて改善します。