慶應義塾大学通信教育過程の記録

文学部1類(哲学)を2020年3月に卒業!同大学社会学研究科博士課程合格を目指します。

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年振り返りと「正解」

年末なので記録も兼ねて振り返ります。2022年は創業約850年、源頼朝の腰掛岩が残る「頼朝の湯本陣」でスタートしました。年末ギリギリまで仕事して、終わったと思ったら、急ぎで今までやったことのない新しい案件が。腰掛岩に座って構想を練っていたのが懐か…

Fighit music

最近、不思議な出来事がありました。ある人から、一生懸命にやってきたこと、何十年も積み重ねて大切に育ててきたことを侮辱され、罵られました。行き違いが多く、誤解を解くべきか迷いましたがやめました。「課題の分離」という観点からも、自分に非があっ…

ワルの特等席

遠足を5日後に控えた小学校低学年の子どもが肩を落として帰ってきた。「もう遠足行かない。休む」「ええっ!どうした?」「バスの席を決めるくじ引きで1人になった」「隣に誰も座らないってこと?」「そう」「めっちゃいいじゃん!!往復2時間半も風景を見て…

何で自分だけが本気じゃないと思ったの?

タイトルは漫画の何となく好きな言葉です。 意味はそれほどありません。最近行った「宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センター」と「地図と測量の科学館(国土地理院)」いやもう、なんか好きすぎて、見ているだけで心臓が止まりそうになります。布団ひい…

口笛

他人にとってはなんてことないけれど、どうしても自分のなかで消化できない出来事に遭遇しました。自分以外の誰かのために。同じ境遇でこの世を去った若い命を想って記録に残します。 順を追って書くために、まずは自分の子供時代の話。物心ついた頃から「人…

R.ベネディクト『菊と刀』に関する考察

すみません。考察ではないです。 「それってあなたの感想ですよね?」そうです。いつからだろうか。子ども達が嬉々として口ずさむ「若者の気持ちを代弁するかのような歌」に違和感と少しの嫌悪感を覚えるようになったのは。違和感と嫌悪感。それは、特定のア…

鳴かぬならそういう種類のホトトギス

鳴かぬならそういう種類のホトトギス 元ネタが分からないし、解釈が間違っているかもなので、あくまで私見です。 先週、父方の祖父の葬儀があった。海軍出身の祖父は93年の生涯を静かに全うし、家族葬にも関わらず多くの人が訪れ、悲しみのなかにも穏やかな…

夏の思い出‘2022

毎日3食準備して、通常モードで仕事して、家事して、猛暑の中、図書館やプールに連れ出して、感染対策を考慮しながら旅行など企画実行して、白目剥いて夏休みの宿題を完成させ、この夏を走り抜けたお母さん、お父さん、保護者のみなさん、お疲れ生です。あれ…

君が通り過ぎた後に後編

5月のよく晴れた日の午後、「今度の自然教室、小林をお願いしても良い?」担任が申し訳なさそうな表情を浮かべて声をかけてきました。小林は、先天的な病気があり学校は休みがちで、クラスの男子から壮絶なイジメを受けていました。イジメを見かけたら必ず「…

Progress

20年振りに友達に会った。 いや、どうだろう。友達だと思っているのは自分だけかもしれない。大学卒業後、積み重ねられていく輝かしい経歴を見て、もう、会うことはないと思っていた。「いやー、世界的に有名なこの人と私、実は同じゼミだったんだよね」 「…

君が通り過ぎた後に前編

「お友達の心を傷つけるような人間は勉強を頑張っても運動を頑張っても、何の意味もありません」小1の個人面談から戻った母はそう言って泣き崩れました。故意にやったことなら今後、注意すれば良いだけの話です。根は深くありません。問題なのは全く身に覚え…

ラーメンの話

あっという間に6月になりました。3月に本屋で号泣したのが昨日のことのようです。その後、新しい挑戦を始めました。学割でMacBook Airも買い替えました。しかし、想像以上に結果が出せなくてきつい毎日です。指導者はその道では恐らく日本一と言っても過言で…

デジタル黎明期を駆け抜けたオジサンの話

タイトルは自分のことではありません。 いつかその話も書きます。 「デジタル黎明期」は中学〜高校生。インターネット人口が2割を超え、爆発的なIT化が間近に迫った1999年春。情報学部のキャンパスにいました。 「理数系全部ダメで、パソコン触ったことなく…

Prism

Kindleを買った。 かなり重めの専門書2冊と軽めの自己啓発本を5冊と漫画を10冊ほど一気に読んで立ち上がったらふらっとした。 ばくばく文字を食べる感覚が好きだ。 神経細胞の隅々まで浸透していく。 読みにくい専門書がいい。脳の奥がヒリヒリするのがたま…